借金への道のり⑭
せめて、文面だけでも明るく振る舞いたい!!
1年間のボーナスステージが終わり、クレジット枠を全て使い切り、子供が1歳となった今年の春、人生最大のピンチ、そしてあきらめの境地へと向かうことになる。
現在進行形であるが、世界各地でコロナの影響を受け、経済が大打撃を受けている。
我が社も例外なく影響を受け、仕事量が激減した。
それでもありがたいことに基本給は守られ、仕事の無いなかでも、給料を支払うとの通知があり、ホッと胸をなでおろしました。
残業代は出ないが、最低限の給料は保証されている。
かなり厳しいが、だましだましならまだやっていける、とそう思っていました。
そんな中、6月分の給料が振り込まれた。
振込総額:186,000円
目を疑った。
なんでこんなにも少ないのだ。
訳がわからない。
少なくとも、22~23万円は振り込まれる計算だった。
何かの間違いだと思い、給与明細に穴が空くんじゃないかと思うくらい見続けた。
すると、標準報酬月額が異常なくらいUPしていることに気づく。
これか、、、
調べていくと、
今回の等級判定は昨年度のボーナスステージ時の収入が反映されるため、今よりも月給が15~20万程度多い計算となっている。
そのため、社会保険料として引かれる金額がアホみたいに高くなっているのである。
つまり、向こう先1年間はこの手取りが続くことを示されたのである。
終わった。
そう思うと、自然と天を仰いでいた。
32歳、手取り15万円の男の爆誕の瞬間であった。
(手当の合算4万弱を除く。)
※あまりに直近のことのため、ホンマに多少ですがフェイクを入れてます。
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