借金への道のり⑥-1
⑥では、追加借金がありませんでした。
「仕事を辞めたい」
そう言った僕に対して、嫁(鬼)から返ってきた言葉は、
「辞めることは絶対にありえない、許さない。」
でした。
じゃあ、せめて休ませてくれと頼みましたが、
「休むこともありえない。休んでお金が減ったらどうするの。」
「旦那が病気で休むとか恥ずかしく、外を歩けない。だから絶対に許さない」
との返事でした。
がっくりでした。
190cm近い大男が涙ながら訴えているにも関わらず、全く聞く耳を持ちませんでした。
次の日の朝、同じように涙ながら嫁(鬼)に訴えかけたが、
「ありえない」
「働け」
と。
仕方がないので、スーツに着替え、電車に乗って職場に向かいました。
が、
職場の最寄り駅に着いたのに、降りようとしても体が動かず、そのまま乗り過ごしてしまいました。
早く引きせねばと思いながらも、次の駅、また次の駅と通りすぎてしまい、
結局、その路線の終着駅(二つほど県を越える)まで降りることはありませんでした。
始めて降り立った駅から、
「熱が38度あるため、本日は休みます。」
と休み連絡を職場に入れました。
次の日、また次の日も最寄り駅で降りることはできず、代わりに、終着駅で生活する日々が増えていきました。
そんな中、総務の方から「そんなに体調が悪いなら、診断書を取ってきてもらいたい」との連絡を受けました。
総務の方も、私が毎日いじめられていたのを知っていたため、提出さえすればすぐに受理をするとのことでした。
そこで、終着駅近くにある心療内科を予約し、受診を受けました。
結果
「今すぐ休みなさい。」
「あなたは身も心もボロボロになりすぎている」
そして、「2か月間休むことを命ずる」との診断書を書いていただきました。
これでしばらくあの上司から解放されるんやと思ったとき、病院で大号泣していました。
会社側に対して、長期離脱を伝えましたが、まだ一つ大きな問題が残っていました。
嫁(鬼)です。
次回、ばれた、、、
読んでいただき、ありがとうございました😭
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